SEKITOVA

大阪、1995年元旦生まれのDJ/Producer。

生まれる前からJoey BeltramやDave Angelを胎教に、様々なエレクトロニックミュージックに触れ合ってきた文字通りの第二世代。テクノ以外にも様々な音楽に影響を受け、「テクノはジャンルではなくそれと向き合う姿勢の事」を胸に、時に細々としたジャンルの壁を越えていく事もいとわないストーリー重視のDJ。躍進の年となった2013年は「BIG BEACH FESTIVAL」のメインステージを筆頭にageHaのモンスターテクノパーティ「CLASH」へも度々招集される。2014年には自身の初オーガナイズパーティと連動する形で宇川直宏の主宰する「DOMMUNE」にて3時間SEKITOVA ONLY番組もオンエアされ好評を博し、日本初開催となったUltra Music Festival、「ULTRA JAPAN」へも出演。今年に入ってWIREとCLASHのコラボパーティ「WIRED CLASH」や渋谷WOMBの15周年アニバーサリーパーティでのメインフロア出演に抜擢されるなど、着実にシーンの中心へとステップアップしている。

トラックメイクの方では2012年12月5日に初アルバム「premature moon and the shooting star」を自主レーベルよりリリースすると、砂原好徳やDJ SODEYAMA、Hideo Kobayashiらを皮切りに数々のトップアーティストから支持される。iTunesではエレクトロニック部門でトップ10入りを果たし、ミュージックマガジンが選ぶ2013年ベストチャートのテクノ・ハウス・ブレイクビーツ部門で6位にチャートイン。その他Maya Jane Colesの楽曲やアニメとしても知られるアトラス社のゲーム、「ペルソナシリーズ」の楽曲など、その立ち位置を生かして様々な分野の楽曲を公式にRemix。Sugiurumnn主宰のBassWorks Recordingsよりリリースされた「Formal Strip」はWasabeatテクノチャートで最高2位、Fake Eyes Productionのシングル「BAD GIRL」のRemixではTAARと共作しiTunesエレクトロニック部門でソングチャートが9位、アルバムチャートは堂々の1位を記録。2015年はセイコーウォッチ社の内部ブランド、GALANTEの10周年CMの音楽、サウンドロゴを制作。オリジナルでは森高千里をフィーチャーしたトラック「Foetus Traum」を寺田創一「百見顔」とのスプリットでリリース。今後はオランダRush Hourの雄、San Properによる「Formal Strip」のRemixなどのリリースを控えている。

エレキング編集長の野田努からは「日本クラブ文化の未来の明るい星」と評されるなど、すでにシーンにおいてかかせないパーツの1人となっている。