Bagus Pandega

(Indonesia)

1985年ジャカルタ生まれ。バンドン工科大学で彫刻を専攻、2008年に美術博士号取得。彼の作品はアジアの主要都市にとどまらずヨーロッパでも幅広く展示されている。

パンデガは動力、音、光で周囲の物理的な空間を強調することで対象物とオーディエンスを縛り付ける固定観念に限界まで挑戦する。また媒体を選ばぬ彼のあくなき探求心によって寄せ集められたボイスレコーダー、カセット、レコードプレーヤー、ランプ、電子基板など、さまざまな電子システムを構築しなおした『modules』は受け手の知覚の中に蓄積して惑わす。彼の作品の多くは、動き、音、光によってオーディエンスとの対話を促進するものである。