サンフランシスコでAppleのインダストリアルデザインのチームメンバーを初期より務め、パーティープロモーターとしても活動していたEugene “Eug” Whangは、2009年、レコードレーベル”Public Release Recordings”を設立。「音楽、文化、パーティーが好きな人のためのレーベル」をコンセプトとし、周りにいる近しい人たちとの自然な繋がりで、良い作品が出来上がったらリリースする、というマイペースなスタンスで運営し、過去にTim Sweeney、Jacques Renault、Mark E、Earth Boysなど16タイトル、リミキサーも含めると20名以上のアーティストの作品をリリース。
Eugが主宰するパーティーFaceは、Eugの周りにバーが好きな友達と大規模なクラブが好きな友達がいたことから、「両方の架け橋になるようなパーティーを」との思いを込めて、2007年にサンフランシスコの小さなバーからスタートし、今では大規模なクラブで開催されている。
パーティーについて「どんな音楽なの?」と聞かれて「it’s not a genre, it’s a feeling (ジャンルではなく、フィーリングだよ)」と答えるような、来る人も流れる音楽も幅の広いパーティーで、過去には、DJ Harvey、LCD SoundsystemのJames Murphy、2 Many DJ’s、Jamie XX、Eric Duncanなどをフィーチャーしており、今やアメリカ西海岸を代表するパーティーと言っても過言ではない。